コウ(カウ)・つるべなわ(漢字)

普及版 字通 の解説


13画

[字音] コウカウ
[字訓] つるべなわ

[説文解字]

[字形] 形声
声符は(更)(こう)。〔説文十三上に「井に(なは)なり」とあり、つるべなわをいう。〔方言、五〕に、関東では、また絡、関西では(いつこう)とよんだといい、方言の多い語であった。

[訓義]
1. つるべなわ。
2. 榜と通じ、車輪がかたよることをいう。

[古辞書の訓]
名義抄 タクル 〔立〕 ツルベ・ツルベノヲ・ウシノハナツラ・ヒネリ・ヌヒ・ウルハシ・カナシヒ 〔字鏡集 ツルベノヲ・ツルベナハ・タクル・カフリノヲ・ウシノナハ(ハナ)ツラ

[熟語]

[下接語]
・細・糸・修・船・素・短

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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