カヤ

百科事典マイペディア 「カヤ」の意味・わかりやすい解説

カヤ

(1)榧と書く。本州〜九州,済州島の暖地山地にはえるイチイ科の常緑高木。葉は披針状線形で2列に並び,かたくて先は鋭くとがる。表面は濃緑色光沢があり,裏面は黄白色。雌雄異株。4〜5月に開花。雌花は前年枝の先に2〜3個つき,そのうちの1個が翌年秋熟す。種子ははじめ緑色のち紫褐色になる仮種皮に包まれる。内種皮は赤褐色でかたい。材は碁・将棋盤,建材とし,種子は食べられる。(2)茅と書く。イネ科ススキ別名

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デジタル大辞泉 「カヤ」の意味・読み・例文・類語

カヤ(Kaya)

ケニア南部、モンバサ以南のインド洋沿岸部に点在する森林に囲まれた集落跡。16世紀から17世紀頃にバンツー族系のミジケンダ諸族が移住し、19世紀半ばまで居住していた。現在は諸族の起源神話に結びつく宗教上の聖地として保全されている。2008年、「ミジケンダのカヤの聖なる森林群」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カヤ」の意味・わかりやすい解説

カヤ

ススキ」のページをご覧ください。

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