薬用(読み)やくよう

精選版 日本国語大辞典 「薬用」の意味・読み・例文・類語

やく‐よう【薬用】

〘名〙
① 薬として用いること。薬に使用すること。
※口上覚書(陶山鈍翁遺著)(1712)下「其郷の薬用ならでは焼酒を造り不申」 〔史記‐倉公伝〕
② 薬を用いて治療すること。
※歌舞伎・四千両小判梅葉(1885)五幕返し「『然らばわれわれ両人も』『薬用(ヤクヨウ)いたすでござりませう』」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「薬用」の意味・読み・例文・類語

やく‐よう【薬用】

薬として用いること。「薬用クリーム」
薬を用いて治療すること。
浪子は―に運動に細かに医師いしゃいましめを守りて」〈蘆花不如帰

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「薬用」の読み・字形・画数・意味

【薬用】やくよう

投薬の法。

字通「薬」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android