まき・まけ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「まき・まけ」の意味・わかりやすい解説

まき・まけ

父系出自中心とする家関係,すなわち本家分家の集団である同族を表わす古くからの呼称地方によって呼び方は,ヒッケ,カブウラ,ミマキ,テマキ,オヤグマキ,ウカラ,ハチジなどとさまざまであるが,マキが最も一般的である。本質的には家の系譜であり,同族神を祀り,墓地共同にし,互助的機能を果す結合関係である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android