デジタル大辞泉
「鮮」の意味・読み・例文・類語
せん【鮮】[漢字項目]
[常用漢字] [音]セン(呉)(漢) [訓]あざやか すくない
1 取りたてで生きがよい。生生しい。「鮮魚・鮮血/新鮮・生鮮」
2 形・色がくっきりしている。あざやか。「鮮明・鮮緑・鮮烈」
3 すくない。「鮮少」
[名のり]あきら・き・まれ・よし
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せん【鮮】
〘名〙
① (━する) 若くして死ぬこと。わかじに。
※
菅家文草(900頃)二・夢阿満「看
二吾両膝
一多
二嘲弄
一、悼汝同胞共葬
レ鮮」 〔
春秋左伝‐昭公五年〕
② (形動) 生き生きしていること。新鮮なさま。また、
生肉。
あざら‐け・し【鮮】
〘形ク〙 あざやかである。生き生きしていて
新しい。新鮮である。
※
書紀(720)仁徳即位前(前田本訓)「更に返りて他
(あだし)鮮
(アサラケ)き魚を取りて
(たてまつ)る」
あざら‐けき【鮮】
〘名〙 (
形容詞「あざらけし」の
連体形の
名詞化。「あさらけき」とも) 新しい魚。新鮮な魚。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報