デジタル大辞泉
「順義」の意味・読み・例文・類語
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じゅん‐ぎ【順義】
〘名〙
① (形動) 道義に従うこと。また、そのさま。
※
曾我物語(南北朝頃)三「政道じゅんぎにして、まつり事専ならば」 〔書経‐周書・畢命伝〕
② 世間に対するつとめ。世間の義理。多く、「義理順義」の形で用いる。
※コンテムツスムンヂ(捨世録)(1596)一「ショニンニ タイシテ タイセツ アルコトワ jungui(ジュンギ) ナリト」
※
仮名草子・他我身の上(1657)一「あだごとに、
金銀を多くつひやす人、すべき義理順義
(ジュンギ)をもなさず」
※
蔭凉軒日録‐文明一八年(1486)一一月一九日「今所
レ望喝食以
二理運之儀
一白歟。然者可
レ有
二御免
一。若又非
二順義
一。
壁書之旨不
レ可
レ破
レ之」
※仮名草子・
智恵鑑(1660)二「
惣領をつかはすの順儀なりといふ事は」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「順義」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報