デジタル大辞泉
「隠伏」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
いん‐ぷく【隠伏】
〘名〙
① 他に知られないように隠れひそむこと。
事物が表に現われないで隠されていること。
※土井本周易抄(1477)六「
世界の民が難がまだ小にして難は大には作らねども、また隠伏してあるぞ」
※
新聞雑誌‐一〇号附録・明治四年(1871)
八月「礦金礦石煤炭の類必ず其間に隠伏
(インフク)する」 〔
管子‐立政九敗解〕
② 見えないように隠すこと。
※
乾坤弁説(1656)貞「衆星并月輪日光を受け以て明也と云へども、日輪光耀を以て
諸星の光を隠伏する也」 〔
後漢書‐馬援伝〕
かくれ‐ふ・す【隠伏】
〘自サ四〙 人に知られないように身を伏せる。身を伏せて隠れる。
※観智院本三宝絵(984)上「飛ぶ
鳥驚て落ち、走る獣もの隠れ臥す」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「隠伏」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報