阿那瓌(読み)あなかい(英語表記)A-na-gui; A-ne-huai

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「阿那瓌」の意味・わかりやすい解説

阿那瓌
あなかい
A-na-gui; A-ne-huai

[生]?
[没]552
柔然最後カガン在位 520~552)。北魏末の混乱に乗じて勢力をふるい,東魏,西魏を圧迫するとともに南朝とも交易した。その支配下にあった突厥の族長,土門(→伊利可汗)に敗れて自殺した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android