デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鎌田観応」の解説 鎌田観応 かまた-かんおう 1849-1923 明治-大正時代の僧。嘉永(かえい)2年5月11日生まれ。真言宗。万延元年出家。17歳のとき高野山にのぼり,良基らに密教を,旭雅らに倶舎(くしゃ),唯識(ゆいしき)をまなぶ。明治初年から高野山大学林でおしえ,学頭,法印を歴任。東寺派管長をへて大正12年高野派管長となった。大正12年8月8日死去。75歳。本姓は松下。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例