鎌倉国宝館(読み)かまくらこくほうかん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「鎌倉国宝館」の意味・わかりやすい解説

鎌倉国宝館
かまくらこくほうかん

神奈川県鎌倉市雪ノ下にある市立美術館。鎌倉周辺の社寺文化財収容,公開する目的で,1928年4月に設立。収蔵・寄託品は,鎌倉・室町時代の禅宗文化を代表する遺品,中国宋・元時代の美術工芸品のほか,財団法人氏家浮世絵コレクション (1974併置) の肉筆浮世絵など。絵画 850点,彫刻 70点,書跡・古文書 350点,工芸 250点など,総数約 3300点に上り,『光明寺当麻曼茶羅縁起絵巻』『建長寺大覚禅師像』『鶴岡八幡宮籬菊螺鈿蒔絵硯箱』など国宝5点,『円応寺初江王像』など重要文化財 50点あまりを含む。図録,論集刊行にも力を入れている。

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日本の美術館・博物館INDEX 「鎌倉国宝館」の解説

かまくらこくほうかん 【鎌倉国宝館】

神奈川県鎌倉市にある歴史博物館。昭和3年(1928)創立。鎌倉市域および近隣の社寺に伝来する美術品・文化財を保存・展示する。国宝当麻曼荼羅縁起絵巻(光明寺蔵)などがある。
URLhttp://www.city.kamakura.kanagawa.jp/kokuhoukan/
住所:〒248-0005 神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-1
電話:0467-22-0753

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事典・日本の観光資源 「鎌倉国宝館」の解説

鎌倉国宝館

(神奈川県鎌倉市)
かながわの博物館50選指定の観光名所。

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