収容(読み)しゅうよう

精選版 日本国語大辞典 「収容」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐よう シウ‥【収容】

〘名〙
① 人や物品をおさめいれること。一定場所施設にまとめて入れること。〔音訓新聞字引(1876)〕
鳥影(1908)〈石川啄木〉一〇「隔離所に三人とか収容したってますから」
② 犯罪者を刑務所少年院などに入れること。
脱出(1935)〈福田清人〉一「ほぼ同じ年頃の少年が六、七人ずらりと並んでとりかこんだ。彼より前に収容されてゐる連中であることを一目で知った」
③ 敵との戦闘苦境におちいった時に、味方の一部または友軍などが敵の攻撃を防いでいる間に、本隊をその後方に集めて退却させること。〔軍人文範兵語(1895)〕

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デジタル大辞泉 「収容」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐よう〔シウ‐〕【収容】

[名](スル)人や物を一定の場所や施設に入れること。「被災者収容する」「収容人員」「収容能力」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「収容」の読み・字形・画数・意味

【収容】しゆうよう

収留する。

字通「収」の項目を見る

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