鉛直(読み)エンチョク

デジタル大辞泉 「鉛直」の意味・読み・例文・類語

えん‐ちょく【鉛直】

[名・形動]
鉛直線方向水平面に対して垂直であること。また、そのさま。
ある直線が、他の直線・平面に垂直であること。また、そのさま。
[類語]垂直直角

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鉛直」の意味・読み・例文・類語

えん‐ちょく【鉛直】

〘名〙 (形動)
① 鉛直線の示す方向と等しいこと。また、そのさま。
米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一「弾発する毎に、鉛直に上騰することなく」
② ある直線が、ある直線・平面に対して垂直であること。また、そのさま。
青年(1910‐11)〈森鴎外〉一「権現前から登って来る道が、自分の辿って来た道を鉛直(エンチョク)に切る処に」

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