鈴木道彦(1) すずき-みちひこ
1757-1819 江戸時代後期の俳人。
宝暦7年生まれ。陸奥(むつ)仙台の人。医を業とし,かたわら俳諧(はいかい)を加舎白雄(かや-しらお)にまなぶ。師の没後,江戸俳壇の有力者となった。句集に「蔦本(つたのもと)集」など,選集に「道彦七部集」(妻の応々編)がある。文政2年9月6日死去。63歳。名は由之。別号に金令舎,十時(ととき)庵など。
【格言など】家二つ戸の口見えて秋の山(「蔦本集」)
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例