精選版 日本国語大辞典 「かや」の意味・読み・例文・類語
か‐や
※書紀(720)神武即位前戊午年五月「慨哉、大丈夫(ますらを)にして〈慨哉、此をば于黎多棄伽夜(うれたきカヤ)と云ふ〉」
[二] (係助詞「か」に間投助詞「や」の付いたもの)
※源氏(1001‐14頃)行幸「落ちぐりとかや、何とかや、昔の人のめでたうしける袷の袴一具」
※太平記(14C後)一一「時の間もながらふべき我が身かや。とても思ひに堪へかねば」
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