金紗御召・錦紗御召(読み)きんしゃおめし

精選版 日本国語大辞典 「金紗御召・錦紗御召」の意味・読み・例文・類語

きんしゃ‐おめし【金紗御召・錦紗御召】

〘名〙 普通の御召よりもほそい練染(ねりぞめ)糸を経緯(たてよこ)ともに用いて平織紋織に織った絹織物。皺(しぼ)が細かく、女性着物羽織などに用いる。金紗織。きんしゃ。
※苦の世界(1918‐21)〈宇野浩二〉一「出来あひの紫紺金紗(キンシャ)お召(メシ)のコオトをはおってゐる彼女が」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報