金時計(読み)きんどけい

精選版 日本国語大辞典 「金時計」の意味・読み・例文・類語

きん‐どけい【金時計】

〘名〙 金側(きんがわ)時計
花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉一「主人客の金時器を看て以為(おもへ)らく、価極めて貴しと」
虞美人草(1907)〈夏目漱石〉二「小野さんの胸から金時計(キンドケイ)を外(はづ)して仕舞った」

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デジタル大辞泉 「金時計」の意味・読み・例文・類語

きん‐どけい【金時計】

金側きんがわの時計。
[類語]時計腕時計置き時計柱時計目覚まし時計目覚まし砂時計鳩時計花時計水時計日時計ストップウオッチタイムスイッチタイマーセルフタイマー

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