普及版 字通 「釉(漢字)」の読み・字形・画数・意味
釉
人名用漢字 12画
[字訓] うわぐすり・つや・ひかり
[字形] 形声
声符は由(ゆう)。由は油化したものを示す字で油の初文。焼物のうわぐすりで、つやを出すのに用いる。殷代遺跡の二里岡出土の器にすでに釉化を利用した灰釉陶があり、後漢には青磁や黒褐釉磁の技法が試みられている。唐の三彩、宋の青磁・白磁に至って、その技法は高度な完成を示した。
[訓義]
1. うわぐすり。
2. つや、ひかり。
[熟語]
釉灰▶・釉薬▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報