解雇特区(読み)かいことっく

知恵蔵mini 「解雇特区」の解説

解雇特区

従業員を解雇する基準を緩和する特別区仮称。「解雇しやすい特区」とも呼ばれる。安倍政権が2013年秋の臨時国会に関連法案を提出する予定で、東京、大阪愛知の三大都市圏などが指定されるとみられている。この特別区内で「創設5年以内の企業の事業所」「外国人労働者の比率が30%以上の事業所」を対象とし、従業員を解雇しやすくしたり労働時間規制をなくしたりすることで企業の負担を軽くし、ベンチャー外資進出を促すといった経済効果を狙っている。

(2013-10-2)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android