仮称(読み)かしょう

精選版 日本国語大辞典 「仮称」の意味・読み・例文・類語

か‐しょう【仮称】

〘名〙 正式の名が決まらない時に、あるいは、正式の名があるにもかかわらず仮の名で呼んでおくこと。また、その仮の名。
※盍簪録(1723か)「日本仮称漢官、曰某州太守、最無拠、当某州刺史」 〔魏書‐孝文帝紀・上〕

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デジタル大辞泉 「仮称」の意味・読み・例文・類語

か‐しょう【仮称】

[名](スル)正式な呼び名がない場合に、仮に名づけておくこと。また、その仮の名。「この地点を甲と仮称する」
[類語]別名別称異称異名俗称変名仮名偽名偽称略称旧称旧名古称一名又の名

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普及版 字通 「仮称」の読み・字形・画数・意味

【仮称】かしよう

名をかたる。〔魏書、孝文帝紀〕巫覡(ふげき)、鬼を假し、(みだ)りに吉凶(い)ふ。~典の戴するに非ざるは、嚴に禁斷を加へよ。

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