デジタル大辞泉
「親親」の意味・読み・例文・類語
おや‐おや【親親】
1 めいめいの親。
「―が心安く成るにつれ娘同志も親しくなり」〈二葉亭・浮雲〉
2 祖先。
「我が―の墓にをさめん事ゆるさじ」〈読・春雨・死首の咲顔〉
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おや‐おや【親親】
〘名〙
※骨ぬすみ(1899)〈広津柳浪〉三「
鶴吉とお町の間
(なか)を
双方の両親
(オヤオヤ)へ打明けて」
② 複数の人の、それぞれの親。
※
今昔(1120頃か)一〇「祖々
(おやおや)に返して男にも嫁がせよ」
③ 祖先。
※
読本・
春雨物語(1808)死首のゑがほ「おのれ、其首もちていづこにか行。我
おやおやの墓におさめん事ゆるさじ」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「親親」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報