デジタル大辞泉
「要脚」の意味・読み・例文・類語
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よう‐きゃく エウ‥【要脚・用ヨウ脚】
〘名〙 (「脚」は足で、世間をまわり歩くものの意)
① 銭(ぜに)。料足。おあし。
※蓮成院記録‐延徳二年(1490)閏八月一四日「馬〈一疋〉・
太刀〈一振〉・服巻〈一両〉・要脚〈百貫文〉、御親子同篇に
進上」
※園太暦‐貞和元年(1345)七月九日「土打段米事、止
二両門跡之
一、為
二造営要脚
一可
レ致
二奉行
一之由、所
レ被
レ仰
二大安招提両寺
一也」
※太平記(14C後)三五「又寺道場に要脚(ヨウキャク)を懸け僧物施料を貪る事を業とす」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報