普及版 字通 「蛾(漢字)」の読み・字形・画数・意味
蛾
13画
(異体字)
19画
[字訓] はねあり
[説文解字]
[字形] 形声
声符は我(が)。正字はに作り、〔説文〕十三下に「のして飛ぶ蟲なり」とあって、蚕蛾をいう。字はまた蛾に作る。すべて蛹(よう)(さなぎ)より羽化するものを、みな蛾という。別に虫部十三上に「蛾は羅なり」とあり、羅もまた蚕蛾、重出の字である。
[訓義]
1. が、かいこのちょう、ひむし。
2. また蟻(ぎ)に作り、あり、はねあり。
[古辞書の訓]
〔和名抄〕蛾 比々流(ひひる)〔名義抄〕蛾 ヒヒル
[熟語]
蛾蛾▶・蛾鬟▶・蛾月▶・蛾子▶・蛾而▶・蛾翠▶・蛾黛▶・蛾眉▶・蛾揚▶・蛾羅▶・蛾緑▶・蛾術▶・蛾賊▶・蛾附▶・蛾傅▶
[下接語]
火蛾・穀蛾・蚕蛾・残蛾・燭蛾・新蛾・蛾・翠蛾・青蛾・夕蛾・繊蛾・素蛾・双蛾・黛蛾・澹蛾・蟄蛾・長蛾・灯蛾・毒蛾・白蛾・飛蛾・蛾・文蛾・夜蛾・揚蛾・緑蛾
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報