蔴竹(読み)まちく

精選版 日本国語大辞典 「蔴竹」の意味・読み・例文・類語

ま‐ちく【蔴竹】

〘名〙 イネ科タケ一種台湾から東南アジアに生え、栽培もされる。茎は高さ二五メートル、直径三〇センチメートルに達する。筍(たけのこ)モウソウチクのものより太く、肉が厚く柔らかで、皮は暗紫色斑紋はない。葉は披針形で長さ四〇~五〇センチメートル。花穂は円錐状で大きく、小穂は卵状長楕円形。筍は、メンマに、葉は肉粽を包むのに用いられる。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「蔴竹」の解説

蔴竹 (マチク)

学名Dendrocalamus latiflorus
植物。イネ科の竹

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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