デジタル大辞泉
「蓮葉女」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
はすは‐おんな ‥をんな【蓮葉女】
〘名〙
① 江戸時代、問屋に抱えられて、得意客の接待、
給仕、寝所の相手などをつとめた女。また、旅人宿に奉公して、客の給仕や
夜伽をした女もいう。はすはめ。はすは。
② 浮気で軽薄な女。はすはな女。
※
風俗画報‐一四六号(1897)人事門「当世かろはづみなる
浮気娘を指して蓮葉女
(ハスバヲンナ)と云ふ蔑視む
言辞なり」
はすは‐め【蓮葉女】
※俳諧・
宗因七百韵(1677)「はすは女
(メ)か濁りにしまぬ心せよ 何かは露をお玉こかるる〈宗因〉」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報