菅忍比神社(読み)すがおしひめじんじや

日本歴史地名大系 「菅忍比神社」の解説

菅忍比神社
すがおしひめじんじや

[現在地名]中島町笠師

笠師かさし川に沿った山麓南東に面して鎮座する。祭神は天忍穂耳命・天忍比女命・栲幡千々姫命。旧村社。通称日面ひめ大明神とよばれ、「延喜式」神名帳に載る能登郡の菅忍比神社に比定されるが、塩津しおつの日面神社や能登島のとじま目の嶽えのめのだけ神社を式内社に比定する説もある。承応二年(一六五三)の「三州式内等旧社記」には笠師村に鎮座、日面大明神と称し、笠師保内四ヵ村の惣社とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android