デジタル大辞泉 「苦み」の意味・読み・例文・類語 にが‐み【苦み/苦味】 1 苦いこと。苦い味。苦い度合い。「―の強いコーヒー」2 不愉快な心持ち。つらい心情。「万の感情はさらりと消えて、唯―のみ残りしなり」〈蘆花・不如帰〉3 渋さを含んでひきしまった感じのすること。男性の顔つきにいう。「―のきいた、渋い二枚目」[補説]「味」は当て字。[類語]苦い・渋い・ほろ苦い・渋み・苦味くみ・えぐい・えがらっぽい・いがらっぽい・えがらい・えぐみ・ビター 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「苦み」の意味・読み・例文・類語 くるし‐み【苦み】 (形容詞「くるしい」の語幹に「み」の付いたもの。→み) 苦しいので。苦しいから。※万葉(8C後)一〇・二〇〇六「彦星は嘆かす妻に言だにも告げにぞ来つる見れば苦彌(くるしミ)」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報