苦い(読み)ニガイ

デジタル大辞泉 「苦い」の意味・読み・例文・類語

にが・い【苦い】

[形][文]にが・し[ク]
舌を刺激し、口がゆがむような嫌な味である。「餅が黒焦げになって―・い」「―・いコーヒー」→五味ごみ
不快である。おもしろくない。にがにがしい。「交渉決裂の報に―・い顔をする」
つらくて苦しい。その事を考えたり思い出したりするのも嫌である。「―・い思い」「―・い経験
[派生]にがさ[名]にがみ[名]
[類語](1渋いほろ苦い渋み苦み苦味くみえぐいえがらっぽいいがらっぽいえがらいえぐみビター/(2)(3苦苦しい腹立たしいいまいましい苦虫を噛み潰したよう苦り切る眉をひそめる嫌い毛嫌い大嫌い食わず嫌いいけ好かない虫が好かないいや気に食わない犬も食わぬ憎い憎らしい憎たらしい憎憎しい鼻持ちならない忌まわしいいとわしいおぞましいうとましい忌むうとむうとんずる嫌気忌避忌み嫌う煙たがる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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