花水廃寺(読み)はなみずはいじ

日本歴史地名大系 「花水廃寺」の解説

花水廃寺
はなみずはいじ

[現在地名]東根市観音寺 間木野

村山野むらやまの川の上流、奥羽山系へ入った山間部の標高三〇〇メートルの河岸段丘上、間木野まぎのにあり、付近はやや開けた台地状をなす。この地に定額寺の観音寺があったとの説があり、昭和五三年(一九七八)試掘調査が行われた。畑の中に礎石による五間に三間の建物跡があり、その周辺に基壇があったと推定される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android