間隔(読み)かんかく

精選版 日本国語大辞典 「間隔」の意味・読み・例文・類語

かん‐かく【間隔】

〘名〙
① (━する) 二つのものをへだてること。また、二つのものがへだたること。
※乾坤弁説(1656)亨「風大中部の厳寒は、下部の煖気に隔せられて」 〔陶潜桃花源記
② 二つのものの間の距離。また、二つのことのあいだの時間。へだたり。
※改正増補和英語林集成(1886)「Kankaku(カンカク)ヲ オク」
※金貨(1909)〈森鴎外〉「頗る長い間隔を以て、ぱちりぱちりと云ふ石の音が」

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デジタル大辞泉 「間隔」の意味・読み・例文・類語

かん‐かく【間隔】

物と物とのあいだの距離。「間隔を置いて並ぶ」「前の車との間隔を取る」
物事と物事とのあいだの時間。「五分間隔で出発する」
[類語]距離隔たり間合いインターバル

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「間隔」の読み・字形・画数・意味

【間隔】かんかく

へだたる。・陶潜〔桃花源記〕先世秦時の亂をけ、妻子邑人をゐて、此のに來(きた)り、復(ま)た出でず。外人せり。

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