良殿(読み)よいとの

精選版 日本国語大辞典 「良殿」の意味・読み・例文・類語

よい【良】 殿(との)

美男子文政天保一八一八‐四四)頃の上方流行語。よい殿御
※浄瑠璃・卯月の紅葉(1706頃)道行「鬢なでつけて掻きなでて、死んだあと迄よいとのと、人にいはせまほし明り」

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「良殿」の解説

良殿 りょうでん

1264-1336 鎌倉時代の僧。
文永元年生まれ。真言宗。高野山大伝法院の頼瑜(らいゆ)にまなび,清浄金剛院住持をへて嘉元(かげん)2年大伝法院の学頭となる。少僧都建武(けんむ)3=延元元年9月5日死去。73歳。字(あざな)は定俊房。

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