腰明(読み)こしあき

精選版 日本国語大辞典 「腰明」の意味・読み・例文・類語

こし‐あき【腰明】

随筆・東牖子(1803)四「紋所有て腰明(コシアキ)の有を熨斗目と云。紋所有て腰明(コシアキ)の無を紋片色と云。紋も腰明(コシアキ)も無を片色と云」

こし‐あけ【腰明】

〘名〙 =こしがわり(腰替)日葡辞書(1603‐04)〕
評判記色道大鏡(1678)一五「ただ此ゆきたけよしとて、鹿子(かのこ)のこしあけをうちかけゐたりしが」

こし‐あかり【腰明】

〘名〙 柄を腰にさして使う提灯(ちょうちん)腰提灯
※浄瑠璃・平仮名盛衰記(1739)三「組の取手の腰明(コシあか)り、武威かがやかす高提灯」

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