ちょうちん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ちょうちん」の意味・わかりやすい解説

ちょうちん

ろうそく用の携帯灯火具。細いひご (割り竹) を骨とし,これに紙を張り,伸縮自在にしてあるものが多い。形は球形円筒形,なつめ形など。夜間外出に携行するほか門前軒先などに掲げて目印に使用したり,定紋を入れて,携行する人の所属を明確にするようになっていた。現在ではおもに装飾に用いられ,祭礼盆踊り,納涼場所などで使用される。初めは中国から伝来したもので,ろうそくの生産が少量であったため,その使用は一部の者に限られた。当時のものは吊灯籠式のもので,次いで籠に紙を張り取手をつけた籠ちょうちんが使用されるようになった。火袋の折りたたみができるものが考案されたのは文禄年間 (1592~96) のことで,江戸時代に入ってからは,ろうそくの生産が増加するにつれ,ちょうちんの使用も一般化し,その生産,販売を業とするものも現れた。

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事典 日本の大学ブランド商品 「ちょうちん」の解説

ちょうちん

[日用雑貨]
龍谷大学(京都府京都市伏見区)の大学ブランド。
大学オリジナルの提灯。「龍谷大学」の文字が大きく入っているほか、イラストレーターWAKKUNによるキャラクター「龍龍」も描かれている。価格は、1300円(税込)。龍谷大学生活協同組合取り扱い。
(注)記載内容は事典編集当時(2010年2月)のものです。内容・価格等はその後に変更になった場合もあります。

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デジタル大辞泉プラス 「ちょうちん」の解説

ちょうちん

1987年公開の日本映画。監督:梶間俊一、原作脚本:金子正次、脚本:塙五郎。出演:陣内孝則、新田恵利、渡辺正行、小沢仁志、小林稔侍、原田芳雄、内藤剛志、石田えりほか。第30回ブルーリボン賞主演男優賞(陣内孝則)、第42回毎日映画コンクール女優助演賞(石田えり)受賞

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