デジタル大辞泉
「素天辺」の意味・読み・例文・類語
す‐てっぺん【素▽天辺】
《「す」は接頭語》
1 物のいちばん高い所。「山の素天辺」
2 最初。まっさき。のっけ。
「鍋いかけ―からたばこにし」〈柳多留・初〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
す‐てっぺん【素天辺】
〘名〙 (「す」は接頭語。「
てっぺん」は「てへん(
天辺)」の変化した語)
① 物のいちばん高い箇所。人の頭、山の
頂上などについていう。
② いちばんはじめ。最初。のっけ。
※雑俳・川柳評万句合‐宝暦一二(1762)宮三「壱〆をすてっへんから弐百引き」
※雑俳・雲鼓評万句合‐宝暦元(1751)「
山王は
天下祭のすてっぺん」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報