箸蔵善竜(読み)はしくら ぜんりゅう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「箸蔵善竜」の解説

箸蔵善竜 はしくら-ぜんりゅう

1852-1928 明治-昭和時代前期の僧。
嘉永(かえい)5年4月18日生まれ。真言宗阿波(あわ)(徳島県)箸蔵寺で出家して住職となり,京都太秦(うずまさ)の広隆寺住職をかねた。大正元年京都随心院門跡(もんぜき),ついで小野派管長,大僧正となった。昭和3年11月1日死去。77歳。阿波出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例