竜頭(読み)リュウズ

デジタル大辞泉 「竜頭」の意味・読み・例文・類語

りゅう‐ず〔‐ヅ〕【竜頭】

竜の頭。また、それをかたどったもの。
釣鐘はりにつるすためのつり手。
仏具ばんのさおの先につけるつり手。
かぶと前立まえだてにつける飾り。たつがしら。
腕時計懐中時計ぜんまいを巻き、針を動かすためのつまみ。

たつ‐がしら【竜頭】

竜の頭の形をしたもの。かぶとの前立物、または葬礼旗頭につけて飾りとする。りゅうず。
たつの口1」に同じ。

りゅう‐とう【竜頭】

りょうとう(竜頭)」に同じ。

りょう‐とう【竜頭】

《「りょうどう」とも》竜のあたま。特に、船首に取りつけた竜のあたまの装飾。また、それを取りつけた船。りゅうとう。

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普及版 字通 「竜頭」の読み・字形・画数・意味

【竜頭】りゆうとう

竜頭鷁首の舟。

字通「竜」の項目を見る

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「竜頭」の意味・わかりやすい解説

竜頭
りゅうとう

鉱柱」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の竜頭の言及

【幡】より

…東京都普済寺,石造六面宝幢,延文6年(1361)銘など),この形式の成立は存外古いかも知れない。幡や幢の懸垂に用いるものとして竜頭(りゆうとう)がある。幡竿の先端を飾るもので竜の頭と胴の一部をつくる。…

※「竜頭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」