突っ掛ける(読み)ツッカケル

デジタル大辞泉 「突っ掛ける」の意味・読み・例文・類語

つっ‐か・ける【突っ掛ける】

[動カ下一][文]つっか・く[カ下二]《「つきかける」の音変化》
履物を足の指先にひっかけるようにして無造作にはく。「サンダルを―・ける」
勢いよく何かにぶつける。「立ち上がりざま椅子に足を―・ける」
相撲の仕切りの際、相手との呼吸が合わず、先にしかける。「制限時間前に―・ける」
一気に物事をする。
「―・けて食べましたによって…風味を覚えませぬ」〈虎寛狂・悪太郎
掛けてつり下げる。
「この襦袢そこらへ―・けて置いてくれ」〈伎・浮名横櫛
[類語](1着るかぶかむ引っ被る戴くはく羽織るまとう着込む着こなす・お召しになる/(2当てるぶつける打ち付ける打ち当てる突き当てる突っかかる衝突激突命中的中百発百中体当たり一撃打撃強打痛打連打乱打滅多打ち

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