命中(読み)めいちゅう

精選版 日本国語大辞典 「命中」の意味・読み・例文・類語

めい‐ちゅう【命中】

〘名〙
目当てとするところにあたること。また、まさしくそのものにあたること。的中
日本外史(1827)三「義経曰、誰命中之者。衆薦下野人那須宗高
※或る女(1919)〈有島武郎〉後「赤い短冊のついた矢が的に命中してゐる画が」 〔漢書‐李陵伝〕
② 存命中であること。
満済准后日記‐永享五年(1433)一一月三〇日「武衛所労危急〈略〉然者命中案堵御判拝領心安可存置云々」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「命中」の意味・読み・例文・類語

めい‐ちゅう【命中】

[名](スル)弾丸・矢などが、ねらった所に当たること。的中。「目標命中する」
[類語]当たり的中百発百中当てるぶつける打ち付ける打ち当てる突き当てる突っかかる突っかける衝突激突体当たり一撃打撃強打痛打乱打滅多打ち

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「命中」の読み・字形・画数・意味

【命中】めいちゆう

ねらったところにあたる。

字通「命」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android