稲田稙誠(読み)いなだ たねのぶ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「稲田稙誠」の解説

稲田稙誠 いなだ-たねのぶ

1844-1865 幕末武士
天保(てんぽう)15年11月4日生まれ。阿波(あわ)徳島藩士。万延元年(1860)家督をつぎ,家老,淡路(あわじ)洲本(すもと)城代となる。尊王攘夷(じょうい)をとなえ,文久2年(1862)稲基梶之助と名をかえて江戸にいき,藩主蜂須賀斉裕(はちすか-なりひろ)に勤王を説いた。慶応元年7月19日死去。22歳。通称は九郎兵衛。号は柏亭。名は植誠ともかく。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android