20世紀日本人名事典 「秋山 清」の解説
秋山 清
アキヤマ キヨシ
大正・昭和期の詩人,評論家
- 生年
- 明治38(1905)年4月20日
- 没年
- 昭和63(1988)年11月14日
- 出生地
- 福岡県北九州市門司区
- 別名
- 別名=局 清
- 学歴〔年〕
- 日本大学社会学科中退
- 経歴
- 大正13年からアナキズム系の詩誌「詩戦行」「黒色戦線」「弾道」などに同人として作品を発表。昭和10年共産党の全国的検挙で逮捕される。戦時中は「詩文化」などに抵抗詩を発表。戦後、21年金子光晴らと詩誌「コスモス」を創刊し編集を担当。詩集に「豚と鶏」「白い花」「象のはなし」「ある孤独」「秋山清詩集」、評論集に「文学の自己批判―民主主義文学への証言」「日本の反逆思想」などがある。また竹久夢二の研究やアナキズムの研究・詩史などの著作も多数ある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報