破棄・破毀(読み)はき

精選版 日本国語大辞典 「破棄・破毀」の意味・読み・例文・類語

は‐き【破棄・破毀】

〘名〙
① やぶりすてること。やぶりこわすこと。契約約束事などを取り消すことにもいう。〔音訓新聞字引(1876)〕
花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉四七「之を破棄(ハキ)せんと欲して倩々(つらつら)其書風を看るに」 〔管子‐七法〕
民事刑事訴訟で、事後審査を行なう上級裁判所が、上訴を理由ありとして原裁判所判決を取り消すこと。〔民事訴訟法(明治二三年)(1890)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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