デジタル大辞泉
「知的直観」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ちてき‐ちょっかん ‥チョククヮン【知的直観】
〘名〙 (intellektuelle Anschauung の
訳語) 哲学で、事物の本質をじかにとらえる精神的、超感性的な働き。
主観・
客観の
対立を越えて、ものをあるがままに認識する神のような
知性の直覚作用。
カントでは、
本体をとらえる超感性的な
悟性の働きとして神にあるとして人には認めないが、
フィヒテ、
シェリングでは、
人知の最高段階とされた。超感性的直観。〔善の
研究(1911)〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報