真木山神社(読み)まきやまじんじや

日本歴史地名大系 「真木山神社」の解説

真木山神社
まきやまじんじや

[現在地名]阿山町槙山

槙山の白好まきやまのびやつこにあり、式内社。北方遊免ゆうめん山林前方は字政所まんどころ田野槙山川が流れ、鎮座にふさわしい位置。祭神は真木山神・天児屋根命。旧村社。

天正九年(一五八一)前までは現位置より西南約三キロの根組原ねぐみはらに鎮座。この辺一帯は白石しらいし山とよばれ、白石の神霊を祀ったものと考えられる。祭神を大山祇神とする(惣国風土記)のはそのためであろう。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android