精選版 日本国語大辞典 「相好」の意味・読み・例文・類語
そう‐ごう サウガウ【相好】
〘名〙 (仏身についていう「三十二相八十種好」による語)
① 仏のからだの各部分の身体的特徴の総称。仏以外にも用いる。
※観智院本三宝絵(984)上「若し能く心を繋て一日一夜も仏の一つの相好を念はば」
※源平盛衰記(14C前)二四「八万四千の相好(サウガウ)は、秋の月四重の雲に隠れ」 〔無量寿経‐上〕
② 顔かたち。顔つき。表情。
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