面差(読み)オモザシ

デジタル大辞泉 「面差」の意味・読み・例文・類語

おも‐ざし【面差(し)】

顔つき。顔だち。面だち。「母親に似た面差し
[類語]顔付き顔立ち容貌面構え面立ち面影人相面相容色相好血相形相剣幕面魂表情

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「面差」の意味・読み・例文・類語

おも‐ざし【面差】

〘名〙 顔つき。顔だち。顔のようす。おもかげ。おもよう。
謡曲春栄(1435頃)「この春栄殿の面(おも)ざしすこしも変はらず候ふ間」
浮世草子・諸国心中女(1686)四「此人のおもざしは誰(たれ)にか似たる年はいくつと見ゆる」

つら‐ざし【面差】

〘名〙 顔つき。おもざし。
※虎明本狂言・楽阿彌(室町末‐近世初)「楽阿彌は、しゆつなるつらさしにて」

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