目を付ける(読み)メヲツケル

デジタル大辞泉 「目を付ける」の意味・読み・例文・類語

・ける

特別な注意を向ける。「前々から―・けていた店」「騒いで先生に―・けられる」
[類語]注目注視刮目目配り凝視熟視目撃着目着眼直視正視見る眺める見遣みや見詰める見入る見据えるにらむ目に留まる目を留める目を配る目を注ぐ目を凝らす目を向ける目を呉れる視線を注ぐ目を遣る目にするまじまじじっとじろじろじろりきょろりぎょろりきょときょときょろきょろぎょろぎょろしげしげつくづくはたはった明視がん熟覧細見嘱目瞠若どうじゃく瞠目どうもくめつすがめつの目たかの目のみ取りまなこ視一視目する見張る見澄ます虎視虎視眈眈たんたん目を据える瞳を凝らす瞳を据える目を奪われる目を輝かす目を光らす目を転ずる目が行く目を皿にする

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「目を付ける」の意味・読み・例文・類語

め【目】 を 付(つ)ける

① じっと様子を見る。目星をつける。注視する。
※枕(10C終)三三「見しらぬは、誰ならん、それにやなど思ひやり、めをつけて見おくらるるこそをかしけれ」
源氏(1001‐14頃)行幸「わが父大臣を、人知れずめをつけ奉り給へど」
② 特別な注意を向ける。関心を寄せる。
※がらくた博物館(1975)〈大庭みな子〉犬屋敷の女「この町に一軒印刷屋がないことに目をつけ〈略〉印刷屋を始めた」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報