デジタル大辞泉
「白柄」の意味・読み・例文・類語
しら‐つか【白▽柄】
白糸または白い鮫皮を巻いた刀の柄。また、その刀。しろつか。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
しら‐つか【白柄】
[1] 〘名〙 白糸、または白鮫皮
(さめがわ)で巻いた刀の柄。また、その刀、
脇差(わきざし)。しろつか。
※雑俳・柳多留‐一三二(1834)「
長兵衛に白柄反りは合かねる」
しら‐え【白柄】
〘名〙
白木の柄。
木地のままで何も塗ってない刀などの柄。また、白糸などで巻いた柄。
※
平家(13C前)一「
黒糸威(くろいとおどし)の
腹巻に、しら柄
(え)の長刀くきみじかにとり」
しろ‐つか【白柄】
※宝の山(1891)〈
川上眉山〉五「蚊は
妖魔の
本体をあらはし、手に白欛
(シロツカ)の剣を振って、切破らんとあせれども」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報