普及版 字通 「痢(漢字)」の読み・字形・画数・意味
痢
常用漢字 12画
[字訓] くだりばら
[字形] 形声
声符は利(り)。下痢をいう。赤・白のほか血痢・酒痢・五色痢・暴痢などの諸症があり、おおむね湿熱暑毒の致すところで、伝染性のものは最もおそれられた。〔黄帝内経〕にこれを腸(ちようへき)という。
[訓義]
1. くだりばら、しぶりばら、りびょう。
2. 伝染性のもの、赤白痢。
[古辞書の訓]
〔和名抄〕痢 久曾比理乃夜万比(くそひりのやまひ)〔名義抄〕痢 クソヒリノヤマヒ/赤痢 チクソ/白痢 ナ 〔字鏡集〕痢 ハラノヤマヒ・クソヒリヤマヒ
[熟語]
痢疾▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報