用心金(読み)ヨウジンガネ

デジタル大辞泉 「用心金」の意味・読み・例文・類語

ようじん‐がね【用心金】

非常の際に備えて、準備してある金。
鉄砲の引き金が不用意に動いて発砲することのないよう、引き金のまわりを囲んである金具

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「用心金」の意味・読み・例文・類語

ようじん‐がね【用心金】

〘名〙
① 非常の際に備えて用意しておく金銭。ようじんきん。
② 鉄砲などの引金(ひきがね)が不用意に物に触れて動くことを防ぐための金具。
歩兵操典(明治二〇年)(1887)二「其手を以て打金と用心金とを握り」

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