精選版 日本国語大辞典 「生中・生半」の意味・読み・例文・類語
なま‐なか【生中・生半】
※仮名草子・悔草(1647)上「なま中云懸り、首尾あしく退んより」
[2] 〘形動〙 物事が不完全、不十分で、甲乙どちらにも属しきらないさま。中途はんぱ。どっちつかず。なまはんか。
※玉塵抄(1563)一四「なまなかに足ぶみしほえてくらいころされたぞ。人もかうぞ」
[3] 〘名〙 あいだ。中間。
※続歌舞妓年代記(1907)三「土間桟敷のなま中をたとへせかれておしおふとても」
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