百科事典マイペディア 「玉湯[町]」の意味・わかりやすい解説 玉湯[町]【たまゆ】 島根県東部,宍道(しんじ)湖南岸にある八束(やつか)郡の旧町。山陰本線が通じる。玉造(たまつくり)温泉を中心に発達。含食塩セッコウ泉,50〜70℃。療養客,出雲大社参拝客の宿泊が多い。松江市,宍道町(現・松江市)への通勤者も増加,宅地化も進む。華仙(かせん)山はメノウ産地,特産に布志名(ふじな)焼がある。出雲玉作跡(史跡)があり,玉作湯神社は多数の玉出土品を蔵する。2005年3月八束郡鹿島町,島根町,美保関町,玉湯町,八束町,八雲村と松江市へ編入。36.84km2。6082人(2003)。→関連項目宍道[町] 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報